こちらはマダガスカル産のオウムガイの化石です。オウムガイは頭足類の一つで、アンモナイトに似ていますが、違うグループの生物です。アンモナイトとオウムガイの違いについては、コラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。
真ん中でカットし表面をポリッシュした標本です。殻の内部の構造を覗くことができます。
アンモナイトやオウムガイの殻をこのようにカットするのは、数十年前から行われている伝統的な展示方法です。
殻中央には連室細管を確認できます。オウムガイの場合は管が殻の中央を通っています(アンモナイトは外側)。
隔壁に仕切られた小部屋が多数あります。本来は空洞ですが、泥中に埋没後、土砂が入りこみ固化しています。
オウムガイはアンモナイトに比べて厚みがあります。ボールを半分にカットしたかのようです。
100円玉との比較。乳白色がきれいなオウムガイのカット&ポリッシュ標本です。
価格:
商品ID:an1437
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径8.2cm 厚2.5cm
商品説明:乳白色が美しい、マダガスカル産のオウムガイ化石(Nautilus)のカット&ポリッシュ標本。
この商品は売却済みです。
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