赤やオレンジ色、暖色系を中心に全面が輝く光るアンモナイトが登場しました。ビビッドな光の滝が流れます。
こちらの光るアンモナイトはマダガスカル産、白亜紀のものです。マダガスカルはアフリカ大陸の南東部から400キロ隔てたところに位置する、大きな島です。日本の国土の約1.5倍の面積があります。マダガスカル島は白亜紀にアフリカ大陸やインド亜大陸から分離したと考えられており、中生代の時代にはほとんどは水面下にあったと考えられています。
マダガスカルの地には、当時の海に生息していた生物の化石沢山眠っており、アンモナイトにおいては世界でも有数の名産地として知られています。
ご覧のような輝きは、人工的なものでなく、アンモナイト自身がもつものです。何千万年もの時を経て化石化する過程で、美しいイリデッセンス(遊色)を有します。これは、アンモナイトの殻表面がアラゴナイト層とキチン層で交互に積み重なることによって生まれます。くわしくは、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」をご覧ください。
手との比較。サイズは5.5センチあります。
密巻きアンモナイト。最も太い外側の一巻きが、幅広く遊色します。
断面はご覧の通りスレンダーです。
角度を少しずつ変えていくと、グリーン色が出現しました。
濃い光の流れです。
両面が同じクオリティで輝くのは嬉しい点です。
マダガスカル産アンモナイトの良質標本のご紹介でした。
価格:
商品ID:an1300
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径5.5cm
商品説明:良質!赤を中心に鮮やかに輝く遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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