御覧ください。この堂々たる様。こちらは古生代の海を代表する生物、ゴニアタイトオルソセラスのマルチプレート標本です。
こちらがゴニアタイト。アンモナイトの祖先として知られています。中生代に入って登場するアンモナイトとの違いは、縫合線のシンプルさ。幾何学模様の現代アートのような味わいが多くのコレクターを魅了してやみません。こちらの個体は、このマルチプレートのなかで最大の個体。模様も面白く、インテリアとして飾るのにぴったりのアイテムです。
写真ではわかりづらいのですが専用台座に載せることで、立位での展示が可能です。平置きも可能です。ゴニアタイトが5点、細長いオルソセラス(直角貝)が1点の合計6点の頭足類を楽しめる標本です。それぞれの状態はご覧の通り抜群です。
裏面。
ゴニアタイトと一口にいっても、それぞれが一つの生物。色や模様、味わいも異なります。
こちらが最も大きな個体。
他の個体よりも飛び出した位置にあります。立体的なレイアウトが光の陰影を受けてより一層美しく見えます。
ゴニアタイトの殻のなかには、いくつかの部屋に分かれていましたが、この標本ではそれぞれの部屋(房)を楽しむことができます。表面を丁寧に磨くことでこのような幾何学模様が現れます。
こちらには茶系のゴニアイタイト。
こちらはマットブラック。
同じ生物でも、味わいが全く違うところがコレクターをひきつけます。
色の違いは、殻内部に堆積した土砂の成分や置換される鉱物の違いです。
最下部にはオルソセラスが。頭足類というと、アンモナイトに代表されるように渦を巻いていると思われがちですが、このように直線的な属も少なからず存在します。オルソセラスは古くはオルドビス紀から、新しくは中生代三畳紀まで生き続けた、息の長い生物です。それだけ長く属を絶やすことなく生き続けたということは、この形が意外にも合理的だったということでしょうか。頭足類と形について、知りたい方はコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。
この右先から軟体部が出入りしていました。ヤドカリと違って、頭足類の軟体部は殻と一体化していましたので、殻を捨てることは出来ませんでした。
この縦線で仕切られた空間が、部屋(房)になります。この房に空気やガスを出し入れして、浮沈するのに役立てたという説もあります。
先端まで欠損することなく残されています。
インテリアとしての高級感は抜群。
赤いマーカは10cm感覚です。横幅は60cm近くあることがお分かりいただけることでしょう。
各標本の位置もバランスが取れています。
100円玉との比較。ご自宅や事務所などに展示してみませんか?他の調度品に馴染みやすい深みのあるブラウン系の色にもご注目ください。
価格:
商品ID:an1290
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体(アンモナイト直径19cm 14.5cm 13cm 10cm 9.3cm)/ オルソセラス39cm /母岩含め全体 幅67cm×奥行16cm×高53cm / 架台含め展示サイズ 幅68cm×27cm×60cm 48kg
商品説明:古生代の海をインテリアに。50kgを超える巨大標本。5体のゴニアタイトとオルソセラスの天然マルチプレート。
この商品は売却済みです。
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