こちらはアンモライトのピースの極上品です。まさに「百聞は一見にしかず」。その輝き、色の濃さ、複雑さ、などどれをとっても他の化石とは一線を画しています。
まず色の濃さを御覧ください。通常ライティング、画像はもちろん無加工です。
嘘偽りなき、ありのままの姿をそのまま写真に収まるとこうなるのです。
どの色も非常に濃く、五感が刺激される美しさがあります。
まるで蛍光色のように輝きます。ナチュラルでありながら、これほどまでに輝くのは、遊色アンモナイトの王様、アンモライトならではでしょう。
角度を変えると、また違う味わい。光が当たる角度に応じて、大きく色合いや色の質が変化します。この現象をイリデッセンス(iridescence)と言います。下の写真を御覧ください。
いかがでしょうか。グリーンが一気に優勢に。わずかしか角度を変えていないにもかかわらず、激変します。この変貌は写真だけでは伝えきれません。手でもって動かすと、万華鏡のように色が変化します。
横幅は54ミリ。
裏面は母岩が露出しています。アンモライトが光るのは表層部にあるアラゴナイトが堆積時に変質せずにそのまま保存されたおかげです。その層は殻の表層部に数ミリの厚さで残っているだけなのです。
表層部はホゴザイによって万遍無くコーティングされています。表層部を保存するために必要な処理です。
一度この化石を見始めたら、しばらく虜になることでしょう。
右に左に上に下に手を動かしながら、遊色をお楽しみください。
こちらは太陽光のもとで撮影。紫外線を含む光にさらすことでより色に深みが出ます。
一見緑に見える箇所もイエローやその中間色が多数入り混じっています。とくに太陽光のもとでは色の複雑性が増します。
お手元にすでにアンモライトをお持ちの方は、横に並べて比較してみてください。きっと色の深みや濃さなどに驚くことでしょう。
100円玉との比較。縦54ミリほどある立派なピースです。ぜひコレクションの真ん中に置いていただきたい、アンモライトの極上ピースです。
価格:
商品ID:al212
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Albert, Canada
サイズ:アンモライト本体5.4cm×3.9cm×厚1cm
商品説明:グリーンモンスター現る!コレクションの真ん中に置いていただきたい、アンモライトの極上ピース
この商品は売却済みです。
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