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約40年以上振りにマーケットに登場!希少なオールドコレクション!白亜紀後期の巨獣、ハドロサウルス類の卵の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1656】
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約40年以上振りにマーケットに登場!希少なオールドコレクション!白亜紀後期の巨獣、ハドロサウルス類の卵の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1656】
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こちらは、白亜紀後期の巨大な恐竜、ハドロサウルス類の卵の化石です。今から40年以上前に、日本国内の化石鉱物ショーで展示された非常に貴重なオールドコレクションです。前の所有者が大切に保管してきたおかげで、状態は非常に良好です。殻の状態が極めて良く、表面の細かな模様も見事に保存されています。今後も良好な状態を保てるよう、専用のコレクションケースを新たに用意してお届けします。
さすがは恐竜の卵です。普段見る鶏卵とは比べ物にならない大きさです。殻は厚く、表面には細かな凹凸があります。ハドロサウルスは成長すると全長10メートルを超える巨大な生物だったので、それに見合ったサイズの卵と言えるでしょう。
シェル(殻)はほぼ全域で残っています。
母岩が土台の役割を果たすように切り出されています。どんな人工的な土台よりも似合っていますね。
およそ直径15センチ強の大きさがあり、重量は3580グラムもあります。
側面から撮影。やはり土台となっている母岩とのバランスが素晴らしいです。
反対側からもご覧いただきましょう。前述の通り、殻はほぼ全域で保存されています。
シェルをアップで撮影しました。ご覧の通り、殻の表面には微細な凹凸がしっかりと保存されています。
裏側を撮影しました。ラフではあるものの、ほぼ平らにカットされています。平置き時の安定感は申し分ありません。
本体は150ミリ、母岩含めて168ミリほどある立派な個体です。
100円玉との比較。母岩含め高さ118ミリほどあります。40年以上前に国内のショーでお披露目された希少なオールドコレクションが再び登場です。めったに入手する機会はありません。ご興味のある方はお早めにご検討ください。
商品スペック
商品ID | di1656 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 約40年以上振りにマーケットに登場!希少なオールドコレクション!白亜紀後期の巨獣、ハドロサウルス類の卵の化石 |
産地 | 中国、湖南省 |
サイズ | 本体幅15cm 母岩含め全体 幅16.8cm×厚14cm×高11.8cm 3580g |
商品解説 | 約40年以上振りにマーケットに登場!希少なオールドコレクション!白亜紀後期の巨獣、ハドロサウルス類の卵の化石 |
ハドロサウルスとは?
ウロコあり、クチバシありのユニーク恐竜、ハドロサウルス
ハドロサウルス(Hadrosaurus)は、約6500万年前の中生代白亜紀後期といわれる時代、アメリカやカナダに生息した大型草食恐竜です。
鳥脚類ハドロサウルス科に分類され、全長は7~10メートルで、非常に大きく頑丈なつくりをしていました。
名前の由来もは、見た目どおりで「がんじょうなトカゲ」。
カモのような平たいくちばしをもち、皮膚は細かいウロコで覆われている恐竜です。
ハドロサウルス科の恐竜には、パラサウロロフス、エドモントサウルス、マイアサウラなどがいます。
アメリカ、ニュージャージー州のヒーロー!?ハドロサウルス
ハドロサウルスは、そのユニークな体型が人気のカモノハシ恐竜とよばれている認知度の高い恐竜ですが、実は、恐竜の歴史的にも非常に重要な位置を占める恐竜でもあります。
それというのも、ハドロサウルスは、北アメリカで最初に学名がついた恐竜だからです。
アメリカのニュージャージー州で、恐竜の部分的な骨格が1838年に発見されます。
約20年間かけて発掘が行われた結果、1858年に古生物学者J・ライディによって「ハドロサウルス」という名前がつけられます。
多種多様な恐竜が発掘されているアメリカにおいて、最初に学名がついたのが、ハドロサウルスなのです。
1991年には、ニュージャージー州が、ハドロサウルスを公式な州の恐竜として認定しました。
謎が多かった恐竜、ハドロサウルス
ハドロサウルスは平らな角質のくちばしをもつカモノハシ竜とよばれる草食恐竜です。
19世紀中盤、北米で発見されるものの、部分的な化石しかなく、謎の多い恐竜でした。
140年後の1999年、当時17歳の高校生が一部の化石を発見し、2006年には全身化石が発掘されると次々と謎が明らかになったのです。
あのティラノサウルスから逃げ切る速さを持つ!?
ハドロサウルスは平らな角質のくちばしをもつカモノハシ竜とよばれる草食恐竜です。
ハドロサウルスは何と時速45キロで移動していたようです。当時最強といわれたティラノサウルス(時速30キロ程度)をはるかに上回る「逃げ切りタイプ」のすばしっこい恐竜でした。
体の表面にウロコがあったって本当?
本当です。ハドロサウルスの皮膚には体の表面に細かいウロコを備えています。このウロコは、敵から身を守る保護色に役立ったようです。皮膚は化石になりにくいため、恐竜皮膚化石はほとんど見つからない非常に稀少なものですが、ハドロサウルスは硬いウロコで覆われていたため、皮膚化石として発見されるものもあり、その点でも有名な恐竜です。
歯がとにかく頑丈!デンタルバッテリーで植物を噛み砕く!
デンタルバッテリーとは、束のようになってびっしりと並んだ小さな歯のことをいいます。我々ヒトの歯は、一生に一度しかはえかわりません。でも、恐竜の歯は歯の生えている骨の内部にいつくもの新しい歯を備えていて、古くなったら生え変わっていました。ハドロサウルスは植物を食べる草食恐竜ですが、その歯は1つの板状になっていて、硬い植物で歯がすり減ると、すぐに次の歯が入れ替っていたのです。デンタルバッテリーとは、歯の集まったものという意味で使われています。私たちは歯のケアを怠ると、二度と生えてこないので入れ歯をしたり、インプラントをしたり大変です。恐竜たちがうらやましい限りです。恐竜たちは歯磨きをしなくても全く問題なかったというわけです。
日本の恐竜とつながりがある!?ハドロサウルス
日本ではじめて恐竜の化石が発見されたのは1978年のことですが、正確にいうと「日本列島で初めて」という注釈がつきます。実は1934年にサハリン島とよばれる、北海道より北側の大きな島から恐竜の化石が見つかっています。その名も「ニッポノサウルス」。ニッポノサウルスは、鳥脚類ハドロサウルス科の仲間で、歯はなく、クチバシと小さなトサカが特徴の恐竜です。全長約4メートル、体重約1トンの恐竜で、約8000万年前の白亜紀後期に生息していました。現在ロシアが統治しているサハリン島は、樺太として、1905年から1946年まで日本の領地でした。この恐竜が発見されたのは1934年、つまり当時は日本領だったために、「サハリンの日本のトカゲ」という意味の「ニッポノサウルス・サハリネンシス」という名前がついたのです。ニッポノサウルスは北海道帝国大学(今の北海道大学)の教授による、初めて日本人によって研究、記載された恐竜でした。ですが、ロシアとの領土問題をめぐり、現在ではニッポノサウルスを「日本初の恐竜です!」と純粋に宣言するには至らない状況となっているようです。いずれにせよ、ユーラシア大陸の東方で約8000万年前に恐竜が存在したという事実は変わりません。