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極めて高品位！約１億２０００万年前のクレオニセラス（Cleoniceras.）のカット＆ポリッシュ標本/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【an1860】
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極めて高品位！約１億２０００万年前のクレオニセラス（Cleoniceras.）のカット＆ポリッシュ標本/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【an1860】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスのカット＆ポリッシュ標本です。アンモナイトの中央で真っ二つにし、表面を丁寧に磨き上げたもので伝統的な展示方法の一つです。この標本は隔壁（白い部分）が浮き上がっており最高品位と言って良い品です。
太く存在感のある隔壁（かくへき）の白いライン。アンモナイトのカット＆ポリッシュ標本のなかでは飛び抜けた存在と言って良いでしょう。ご覧のようにアンモナイトの内部は小部屋に分かれています。その小部屋を仕切っているのが白いラインとして見えている隔壁です。
アンモナイトの殻の外側（腹側）には小部屋同士をつなげる細い管が通っています。これを連室細管といいます。外側を通っているため中々確認しづらいのですが、この標本では中央付近にその存在を確認できます。
小部屋は本来空洞ですが堆積時に珪酸塩鉱物が入り込み、メノウ化しています。
メノウ化した珪酸塩鉱物を中心に撮影。
それにしても、見事な隔壁のライン。ここまで美しい標本はなかなかありません。
こちらは表側です。表側からも内部の骨格の一部が露出しています。これを縫合線と言います。内部の隔壁と縫合線を同時に確認できるという点でも希少です。こちらの面も丁寧に磨かれており、手触りはなめらか。両面ポリッシュされた標本は珍しいです。
中央でカットされています。
１００円玉との比較。アンモナイトのカット＆ポリッシュ標本の傑作と言ってもよいほど、状態の良い化石です。
商品スペック
| 商品ID | an1860 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前） |
| 学名 | 極めて高品位！約１億２０００万年前のクレオニセラス（Cleoniceras.）のカット＆ポリッシュ標本 |
| 産地 | Madagascar |
| サイズ | 直径6.5cm 厚1.6cm |
| 商品解説 | 極めて高品位！約１億２０００万年前のクレオニセラス（Cleoniceras.）のカット＆ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは？
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm～十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった（イギリス）。
どんな生き物？
カタツムリの一種ではありません！実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。
アンモナイトの基本構造
かたち”から学ぶ、アンモナイトのなかまたち
