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Made in 地球。最高のブーツはいかが?ブーツ型の緑色アンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al064】
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Made in 地球。最高のブーツはいかが?ブーツ型の緑色アンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al064】
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このアンモライトは、とにかく品があります。質が高いです。
そう、決して大きいサイズではありません。ですが、輝きは一級品です。一目見てしまったら最後。あれよあれよと惹きつけられちゃいます。
この輝きですもの。見ずにはいられません。1981年、世界宝石連盟はアンモライトを正式に宝石と認定しましたが、この輝きが宝石とみなされるのは納得!!ですね。
別のアンモライトではありません。上の写真と全く同じ場所を光の当て方を変えて撮りました。銀杏のような黄色、嬉しいですね。このように全面が隙間なく光ります。
鉱物が宝石として認められる際、硬度が高いことが一つ条件としてあげられています。ダイヤモンドは硬度10、ルビーやサファイヤは硬度9に対し、アンモライトは硬度4。決して硬度が高いとは言い難い・・・。ですが、他の条件「鑑賞的価値」「希少性」「色彩」などにおいて、宝石と認定せずにはいられない要素がたくさん詰まっていたのですね。
色の楽しみ方をご提案するために3パターン写してみました。まずはグリーン色系の全体像から。
撮影用の光はほとんど当てていません。当てると光りすぎて眩しいのです。ごく弱い光でこの発色。あまりに綺麗なのでたくさん撮りすぎてしまいました。その中でもベストオブグリーンがこれ。
お次は黄色系で発色された全体像。
最後は赤系を含む、多色で構成されたバージョンを。
逆さまに置いていただいてもOKです。いずれも縦置きする場合は楯などが必要です。
アンモライトは、生物活動によって作り出された宝石です。幅広く曇りのない色の広がりをもつアンモライトは、中でも特に貴重です。ビビっときたらお早めに。
商品スペック
商品ID | al064 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | Made in 地球。最高のブーツはいかが?ブーツ型の緑色アンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 幅7.5cm / 高さ6cm / 厚み2cm / 165g |
商品解説 | これぞまさに地球が作った最高傑作ブーツ。光るブーツ型アンモライトの登場です。 本標本の特徴は、形がとってもユニークです。ブーツ型でイタリアの国のような形をしています。 また、表面がつるつるして、上質の輝きを放っています。 かなりハイレベルな輝きです。 平置きが最も安定します。 小さくとも、品の良い、質の高いものをお求めの方には最高の品です。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。