4万年前に、ついに登場!現代の白人の直接の祖先クロマニヨン人
クロマニョン人(くろまにょんじん、Cro-Magnon man)とは、南フランスで発見された人類化石に付けられた名称で、初めの発見は、1868年、クロマニョン (Cro-Magnon) 洞窟で、鉄道工事に際して5体の人骨化石が出土し、古生物学者ルイ= ラルテ(Louis Lartet) によって研究された。
クロマニヨン人は現代のヨーロッパ人の祖先と考えられています。
ヨーロッパにおける化石現生人類をひろくクロマニヨン人と言うこともある。またネアンデルタール人を旧人と呼ぶのに対し、クロマニョン人に代表される現代型ホモ・サピエンスを新人と呼ぶこともある。彼らがネアンデルタール人との争い、ネアンデルタール人を滅ぼしたとする説もある。
当時ヨーロッパは氷河期で、大型哺乳類はどんどん絶滅していった。食料を求めてクロマニヨン人は、森にある穀物の栽培に向かうことになった(ユーフラテス川沿岸の遺跡から、150種を超える植物の種子が発見された)。