まだ外敵が少なかった頃の時代の三葉虫ディアカリメネです。オルドビス紀はまだ、三葉虫にとって将来天敵となる板皮類(はんぴるい)が反映する前の時代です。全身に棘を生やすこともなく、シンプルでフォルムをしています。
この標本は実はノジュール。ノジュールとは、有機物を含む丸い石のことで、ハンマーでたたくと、パカっと割れます(中に化石を含んでいる場合が多い)。
ネガとポジの両方をセットで販売いたします。
こちらはネガ。
そしてこちらはポジ(本体側)。
頭部の保存状態よし。
体節もネガ側に持っていかれることなく、ポジ側に残っています。
尾部までしっかり。
ノジュールの良いところは、人間による加工が必要最小限に留められていること。本来の産状がどのようなものか、知る良い機会です。
三葉虫のノジュールはありそうで少ない。希少です。
比較的大きめのディアカリメネの中でも、かなり大きな標本。
価格:
商品ID:tr545
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Tazoulait, Morocco
サイズ:本体カーブ計測8.9cm
商品説明:自然な産状を楽しめるノジュール。大きい!モロッコ産三葉虫ディアカリメネ(Diacalymene sp.)
この商品は売却済みです。
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