全身から高さのある棘を生やしたその姿。そう、コムラ・バルチンキの登場です。
この異様に長い棘。その棘は真上に伸びています。三葉虫種類多しといえど、このような棘を持った種はコラムだけでしょう。まるでトサカのようです。
ロングフォークの三叉然り、この棘は一体何のために使われたのでしょうか。デボン紀に入り、ますます増えたであろう外敵の脅威から身を守るためでしょうか。いったい何に対して進化したのか、大変興味深いところです。
本体が中心に位置するよう、ちょうどよくカットされた母岩。
コムラ・バルチンキは、腹を折り曲げるようなポーズのものがほとんどです。やはり、この背中の棘を最大限に活かすポーズをよくとっていたのでしょうか?たしかに背を反るようなポーズでは、棘同士が干渉してしまいます。
棘同士がぶつかることはなかったのでしょうか。心配になるくらい、異様な棘の数々。
コムラバルチンキらしい、少し腹を丸めたポージング。
ファコプス目らしく複眼も堪能できます。素晴らしい保存状態です。
目を見張る複眼の保存状態。
目の上にも大きな棘があります。
頭部に近づくほど大きく長くなる棘。
ドロトプス・アルマータスの直線的な棘ではありません。釣り針のように返しがあります。
棘の大きさは尾部に向かって、徐々に小さくなります。
三葉虫コレクションのコムラ・バルチンキは滅多にご紹介できないほど希少です。弊社でも過去に2体しか扱いがありません。三葉虫コレクションを完成させる上で欠かすことができない、非常に重要なピースです。
次にいつご紹介できるか分かりません。非常に希少な逸品です。
保存状態は抜群。滅多に入手できない最上級のコムラ・バルチンキです。
価格:
商品ID:tr530
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体最長部カーブ計測5.8cm / 母岩含め全体 10.5cm×9.4cm×高4.5cm
商品説明:次にいつご紹介できるか分かりません。非常に希少!異様に長い垂直のトゲを持つコムラバルチンキ(Comura Bultyncki)
この商品は売却済みです。
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