モロッコ産三葉虫のレオナスピス(Leonaspis sp.)をご紹介します。
広がった棘は浮かし彫りをしない方法でクリーニングされています。レオナスピスの標本でよく見かけます。
本標本の最大の特徴は頭部中央の棘。レオナスピスは、一般にやや膨らんで尖っているものの、ここまで伸びているものはあまり見かけません(少なくともellipticaではなさそう)。 本種は、それもあってsp.とされています。
レオナスピスの代名詞的な広がりのある左右の棘。
空を飛んでいるかのようです。
それにしても特徴的な頭部の棘。
レオナスピスの目はたいていのこのように飛び出ていますが、本標本は、より一層つり上がっていて面白いです。
頭部の縁部の細かな棘の保存状態も大変良好です。
総じて、素晴らしいクリーニングです。一般的なレオナスピスの標本と比べても、明らかに優れています。
こちらには、高品位三葉虫を運搬するために、とある方が開発した画期的発明である、スクリューの穴が。今や高品位三葉虫の標本の運搬には欠かせない技術になりました。
いかがですか?この素晴らしいクリーニング。
本体カーブ計測で4.1cm。やや大きめの個体です。
100円玉との比較。非常に丁寧なクリーニングが施された上質品です。レオナスピスのハイレベル標本をお探しの方におすすめいたします。
価格:
商品ID:tr527
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Jbel Issoumour, Alnif, Morocco
サイズ:本体カーブ計測4.1cm / 母岩含め全体 9.6cm×8.3cm×3.6cm
商品説明:上質品!丁寧なクリーニングが施された三葉虫レオナスピス(Leonaspis sp.)
この商品は売却済みです。
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