古生代カンブリア紀の三葉虫、エリプソセファルスの群集標本です。初期型の三葉虫です。
古生代中盤の三葉虫とは異なり、構造もシンプルです。地学の教科書で習った三葉虫のイメージに近いフォルムをしているのではないでしょうか。
古生代カンブリア紀には、強靭な顎を持つ魚類、板皮類(はんぴるい)類などもまだ現れておらず、外敵も少なかったはずです。全身にトゲを生やしはじめたデボン紀の三葉虫と比較すると、非常にシンプルな構造をしていることがよくわかります。
ポジとネガが共存しています。
合計で10体以上のエリプソセファルスが居ます。典型的なマルチプレートです。
大半はポジ化石でしっかりとした体節を観察することができます。
100円玉との比較。いかがだったでしょうか。見事な産状を示す、チェコ産三葉虫エリプソセファルスのマルチプレート標本です。渋い色は味わい深いですよ。
価格:
商品ID:tr522
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Jince Formation, Jince, Czech Republic
サイズ:母岩含め全体13cm×10.8cm×厚4cm 650g
商品説明:古生代カンブリア紀のチェコ産三葉虫、エリプソセファルス(Ellipsocephalus hoffi)。ネガポジ合わせて10体以上。
この商品は売却済みです。
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