こちらはアルゼンチンのチャコ州に約4000年前に落下したとされる鉄隕石、カンポ・デル・シエロです。隕石は鉄の量に応じて、多い方から、鉄隕石、石鉄隕石、石質隕石の3つに分類されます。カンポ・デル・シエロはそのほとんどが鉄で構成されている典型的な鉄隕石です。この標本にはペンダントトップとして使えるよう、輪っかが付けられています。
自然な形を活かしたナチュラルなデザインです。
地球に落下する隕石の大半は、火星と木星の中間軌道に位置する小惑星ベルトに浮遊する小惑星の一部だったと考えられています。小惑星同士の衝突や爆発により、一部が放出され、太陽系を何度も周回するうちに、まさに天文学的な確率で地球に到達したものが、私たちが知る隕石なのです。その3分の2は海洋に落下し、発見されることはありません。陸上に落下したものも、大半が未発見であると考えられています。遠い宇宙の彼方から、長い長い旅を経て到達したものが隕石なのです。
隕石といえば、恐竜を絶滅に追い込んだとされるあの巨大隕石が思い起こされますね。詳しくはコラム「恐竜はなぜ絶滅したのか?」をご覧ください。
鉄隕石ですので、磁石に引き寄せられます。カンポ・デル・シエロは16世紀頃、スペインの将軍によって発見されて以降、何度も採集されてきました。アルゼンチン・チャコ州の特定の地域一帯から、これまで数十トンが見つかっています。
本体2センチ弱。
100円玉との比較。カンポ・デル・シエロという隕石名は「天国の草原」を意味します。
価格:
商品ID:ot3620
時代:Unknown
産地:Argentina
サイズ:本体1.9cm×1.3cm×厚0.6cm 金具含め全体本体2.6cm×1.3cm×厚0.6cm 6g
商品説明:ロマンを身に着けませんか?鉄隕石、カンポ・デル・シエロ(Campo del Cielo)を使ったペンダントトップ(シルバーチェーン、高級ジュエリーケース付き)
この商品は売却済みです。
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