国産化石、マニアックシリーズ、こちらは宮城県で採集された古生代ペルム紀中期のコケムシの仲間、フェネステラの化石です。特徴的な模様が見られます。
皆さまは「コケムシ」という生物をご存知でしょうか。コケムシは群体を形成し、さまざまな形を作り出します。個々の生物は「個虫」と呼ばれ、消化管を持ち、捕食行動を行います。彼らの骨格は石灰質であり、サンゴに似た群体を形成します。
その群体の形成物の化石がこちらです。扇のようなユニークな模様が確認できます。
にも、ご覧の通り、多種多様な模様を形成します。コケムシが形成する群体には、いくつかのパターンが知られています。山型、扇形、小枝型などがあります。
側面には群体が形成した模様が見られます。コケムシの大半は海洋性で、まれに淡水性のものもいます。個虫一匹の大きさはわずか数ミリですが、時には数百万匹もが集まり、数メートル単位の巨大な群体を形成することもあります。群体を形成すると、各個虫に役割が与えられ、餌を集めるだけでなく、群体を強化するものや、掃除をするものなども現れます。高度な脳機能を持たないはずのコケムシが社会性を帯びているように見える点が興味深いです。
左右88ミリ。
100円玉との比較。宮城県のペルム紀の地層から発見されたコケムシ、フェネステラ(Fenestella)の化石です。
価格:
商品ID:ot3615
時代:古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)
産地:宮城県 日本
サイズ: 母岩含め全体8.8cm×6.1cm×厚2.5cm
商品説明:国産マニアックシリーズ!扇形の群体が美しい!宮城県のペルム紀の地層から発見されたコケムシ、フェネステラ(Fenestella)の化石。
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる