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その生成過程を知れば手を合わせて拝みたくなる「ミニチュア地球」ことストロマトライト/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


この美しい模様をした球体の生成過程を知れば、つい手を合わせて拝みたくなることでしょう。数十億年前に地球に酸素を大量に生み出し、オゾン層を作り出したストロマトライトです。


この不思議な模様は縞状鉄鉱層(しまじょうてっこうそう)と名付けられています。シアノバクテリアという細菌が、光合成を行い、二酸化炭素と鉄分を沈着させた結果が、プロフィールとして残されているのです。世界中でこのシアノバクテリアが活発に活動を続けた結果、地球上に大量に酸素が生み出され、好気性生物(酸素をエネルギーとする生物)が台頭する舞台が整ったのです。


なぜこのような層状の模様ができるのでしょうか?これは、光合成と深い関係があります。光合成は当然のことながら日光がなければできません。シアノバクテリアは、日光の当たっている日中に活発に活動し、夜になると休止します。その繰り返しがこの無数の層構造を生み出しました。木の年輪の生成過程と似ていますね(木の場合は、夏に成長し、冬に休眠する、ことで、層状になります)。ストロマトライトも、あるいは、日中のサイクルだけでなく、年輪と同じく年サイクルもプロフィールに反映されているかもしれませんね。いずれにせよ、自然界は太陽を中心に回っていることがよく分かりますね。


そんな生成過程を知ると、なんだか愛おしく見えてきませんか?


われわれ人類をはじめ、好気性生物が地球上に誕生する土台を造ったと言っても過言ではありません。


表面は丁寧にポリッシュされ、ほぼ完全な球体になっています。転がすと、どこまでも転がっていきそうなほどです。


100円玉よりかなり大きい、直径3.6cm。ずっしりとした重量感があります。

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価格

商品ID:ot1168

時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)

産地:Peru

サイズ:直径3.6cm

商品説明:その生成過程を知れば手を合わせて拝みたくなる「ミニチュア地球」ことストロマトライト。

この商品は売却済みです。

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