化石販売の化石セブン スマホ専用サイト

想像の域を遥かに超えるスケール。産状そのままに地上に現れた天然アメシストの巨塔。/Unknown 化石セブンスマホ専用サイト


火成岩の中で見事に成長したアメシスト。実に美しい紫色に輝きます。アメシストの和名は紫水晶。


この標本は衝撃的です。何か衝撃的か・・・。写真をご覧いただければお分かりでしょう。なんと、人間の背丈のおよそ半分に達する、驚きのスーパーサイズ。なんと高71cm(架台抜きでの計測)しかも・・・。


火成岩のなかに発達した天然の結晶である、ということ。


天然ものでここまで大きく巨大に発達したものは、希少中の希少。滅多に手に入るものではありません。


このアメシストの巨大な結晶成長の秘密は、産状にあります。実はこのアメシストの結晶は巨大な火成岩のなかにできています。この成長プロセスはメノウと同じです。つまり、火山活動の末、マグマが生成し、冷却されることで火成岩が生まれます。このタイプは、地下の深いところで、マグマがゆっくり冷えて固まる時に、空洞が生まれることがあります。その空洞にアメシストの原材料となる珪酸塩鉱物を含む水溶液が、幾度となく、長い時間をかけて、流出入を繰り返すことで、このような巨大な結晶が生まれるのです。


この美しいアメシストは、その地球のダイナニズムの結晶と言うこともできます。


この深い紫色。一般にアメシストを評価する際に、紫色が濃さがポイントとなります。期せずして「ディープパープル」という言葉が想起されました。


しかし、なんという造形か。地球の奥底で途方もない圧力と時間を掛けて造成されたアート。まさに人智を超えた標本です。


前述の生成プロセスの説明で申し上げたように、少し窪んでいるのがお分かりでしょうか。また表面には火成岩の肌が露出しています。この天然の産状がまた素晴らしい。


余談ですが、アメシストのほか、アメジストと表記されることもあるようです。英名でAmethystと書きますので、正確な読み方はアメシストとなります。アメジストと表記して、他の鉱物と誤解されることはありませんので、間違えても、さして重要はないようですが、豆知識として。


こちらは火成岩の表面。天然の標本であることが一目瞭然です。


透明度の高い部分は、普通の水晶です。


表面のカット面はガラス光沢を持ちます。カット面はもちろん人工的な手を加えられていません。何故、鋭利に切れ込んでいるかと言えば、アメシストの結晶が本来持つ結晶系が六方晶系ないし三方晶系であるからです。鉱物の結晶には固有の結晶系が存在します。その結晶系に従って割れやすいのです。


アメシストは水晶(石英)の仲間ですから、非常に硬いことで知られています、モース硬度で7となっています。7とは具体的には「ガラスや鋼鉄に傷をつけることができる」とされています。ちなみに、モード硬度の最高値は10で、ダイアモンドがこれに当たります。地球上の物質で最も硬いとされます。


アメシストは宝石としての歴史が非常に長いことでも知られています。なんと古代メソポタミア文明から宝石として認知され、古代エジプト文明においても、宝石として珍重されています。もちろん現在でも宝石として人気があり指輪やペンダントトップとして高い人気があることは言うまでもありません。これほどまでに長い期間、宝石として認知されている鉱物も珍しいです。


紫色は、時代に関係なく、人々を魅了する特別な色ということなのでしょうか。実際に、日本でも古来より最も地位の高い役職を表す色として大切に扱われてきました。王侯貴族のみに使用が許される色としても知られています。



ヘビー級標本をしっかりと支える台座付き。ただ、本体が非常に重いので、心配であれば別途固定する工夫をされても良いかもしれません。


写真下のスケールの赤は10cm間隔です。本体 幅48cm×奥行16cm高71cmというスーパーサイズ(木製架台 幅57.5cm×25cm×厚6cm)。


右下に100円玉を配置してみました。想像の域を超えたサイズを誇るアメシストです。なんといっても天然結晶であること。自然の産状そのままに楽しめること。そして非常に濃い紫を呈すること。この3点についてもお忘れなきようお願いします。

問い合わせる

価格

商品ID:ot1154

時代:Unknown

産地:Brazil

サイズ:本体 幅48cm×奥行16cm高71cm/ 木製架台 幅57.5cm×25cm×厚6cm 48kg

商品説明:想像の域を遥かに超えるスケール。産状そのままに地上に現れた天然アメシストの巨塔。

この商品は売却済みです。

このウィンドウを閉じる

化石セブンのスマホ専用サイトです。
より詳細な情報はデスクトップ版で。

デスクトップ版はこちら