こちらは、中国湖北省産の古代魚の化石、Jianghanichtysです。コイ目に属する絶滅古代魚。
コイ目にはコイ、フナ、ドジョウ、タナゴなどが属していますが、本種は、ドジョウ亜科にヌメリゴイの一種です。淡水魚で現世にも、同様のグループが北米や中国に分布しています。
およそ5000万年前の現在の湖北省の淡水を遊泳していた魚の化石です。
ヌメリゴイに見られる縦に大きく伸びた背びれ。長い胸ビレが保存されています。
内蔵を守っていたアバラ骨もしっかり残っています。流れのゆっくりとした淡水(湖)では、保存状態の良い標本が見つかりやすいです。湖北省の南部には、中国の淡水個としては2番めに大きな洞庭湖があります。湖北省の”湖”は、その洞庭湖を指しています。
コイやドジョウの仲間だけあって、頭部は丸みを帯びています。
100円玉との比較。本体は10.5cm。
価格:
商品ID:ot1148
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:中国、湖北省
サイズ:本体10.5cm / 母岩含め全体11cm×8.5cm×厚0.8cm
商品説明:ヌメリゴイの仲間、古代魚化石(Jianghanichtys sp.)
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