真紅に染まった赤色の珪化木。三畳紀に入り、シダ類の次に発展を始めた裸子植物の樹木のものと思われる年輪がくっきりと入った珪化木です。
この珪化木の素晴らしい所は、何と言ってもこの赤。古生代の木生シダの珪化木と異なるのは、年輪の存在。輪に沿って赤が段階的に変化していく様は圧巻です。
赤は鉄分の存在を表します。一方で、白っぽい所は鉄分の含有量が少ない証拠。
恐竜が地球上に誕生した頃とほぼ同時期にそびえていた樹木の珪化木です。初期の恐竜がタッチしていたかもしれませんね。
年輪の中央が見えます。ここまではっきり見えるのは少ないです。
そしてご覧いただきたいのが、この化石化した樹皮。遠くから見ると、とても石には見えません。
そして、このラウンド型の美しい形。
かなり大きな標本で、厚いところで5cmを超えます。全体が大きので、厚く感じませんが。
スタンド置きでしっかり安定します。直径最大部22cmオーバー。
深紅という言葉がふさわしい。
素晴らしい発色です。
裏面もなかなか見応えありますが、表面の赤には遠く及びません。
100円玉と比較。22cmを超える大判ヘビー級標本。年輪に沿って鉄分が生み出す深紅を楽しめる一級珪化木。三畳紀の裸子植物の樹木と推察されます。古生代の木生シダの珪化木とペアで時代別展示をするのも楽しいですね。ただ、多くの場合、この標本が他を圧倒してしまう可能性が大ですが・・・。
価格:
商品ID:ot1130
時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)
産地:Madagascar
サイズ:22.4cm×19.4cm×5.8cm
商品説明:年輪と深紅の組み合わせの美しさに一目惚れ!人気の赤色。年輪クッキリ。ラウンド状の三畳紀の珪化木(ケイカボク)
この商品は売却済みです。
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