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マダガスカル産虫入りコーパル。端に凄いヤツが居た!/新生代(6600万年前 -- 現在) 化石セブンスマホ専用サイト


いきなり、ド~ンとお見せするのが、この翅脈が残った虫。マダガスカル産のおよそ100万年前の木の樹脂に取り込まれた虫です。


木の樹脂の化石のことをコーパルと言います。より古い樹脂の化石を琥珀と言います。木の樹脂と言ってもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。現世の樹木で言えば、松ヤニがその代表格です。こういった樹脂から揮発性生物が抜けた固形の物質が地面に落ち、固まり悠久の時を経て化石となったものをコーパル、あるいは琥珀と言います。


コーパルや琥珀のなかには、まれに本標本のように素晴らしい保存状態をした昆虫が保存されていることがあります。時に昆虫だけでなく、トカゲなどが残されている場合もあります。樹脂は水に溶けにくい特徴があり、いったん、樹脂に取り込まれた昆虫や有機物は、100万年以上、空気や水に触れることがありませんので、酸化や風化に晒されることなく、当時そのままの状態で現世に化石として現れることがあるのです。


コーパルや琥珀が、古代からのタイムカプセルと呼ばれる理由がお分かりになったでしょうか。


コーパルのなかにある黒い点で見えるものは、昆虫や有機物です。指先に見える黒い部分が、冒頭でお見せした翅脈の美しい虫です。


一見すると、そのようには見えないかもしれません。しかし、アップしてみましょう。


ほら、小型の羽虫が居ました。コーパルや琥珀に内包されている虫は大半がこのような「もがく」ポーズをとっています。これは、樹液に肢を取られ脱出しようともがいたため、と言われています。


こちらにも羽アリのような昆虫が!触覚を確認できますね。


マダガスカル産のコーパルは透明度が高く、美しい飴色でよく知られています。


光があたると飴色から黄金色へと、さらに美しく輝きます。後ろに光源を置いて展示すると、とても美しく展示することができますが、1点お気をつけいただきたいことがあります。コーパルは高温に弱いので、展示の際には白熱灯などの熱を持つ光源を使用しないようにしてください。LEDなどの低熱の光源でしたら問題ありません。


この昆虫の保存状態は驚きです。羽に残る模様(翅脈と言います)が綺麗に残っていて、形も歪んでいません。端にいながら、圧縮を受けていないのは幸運でした。光を後ろから当ててルーペで鑑賞してみてください。


こちらには胴体の長い昆虫が。種名までは分かりませんが、はっきりと体のフォルムが残っています。


およそ100万年前に、樹脂に群がり取り込まれてしまった虫立ちです。当時のまま、現世に化石としてタイムスリップしてきたかのよう。


ほぼ完全なかたち。カ亜目の虫と思われます。



直線計測で13cm弱。




こちらにはクモが!この樹脂には実に様々な昆虫が紛れ込んでいます。


100円玉との比較。透明度が高く、色も美しい。さまざまな虫を取り込んで化石となった木の樹脂の化石、コーパルです。状態の良い虫を多数含んだお得な一品です。

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価格

商品ID:ot1124

時代:新生代(6600万年前 -- 現在)

産地:Madagascar

サイズ:12.7cm×3.7cm×2.5cm 

商品説明:マダガスカル産虫入りコーパル。端に凄いヤツが居た!

この商品は売却済みです。

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