こちらはブラジル・セアラ産の白亜紀の魚化石です。不思議なかたちをしています。
この部分、よく見ていただきますと、鱗が半円状に回転しているのが分かるでしょうか。おそらく死後、折り曲がり、そのままノジュールと化したものと思われます。
流線型の魚体には、分厚い鱗が張り付いています。手で触ると、厚みを感じ取れます。黒い部分はポジ側、白色はネガ側のようですが、ネガ側にも魚体の一部が張り付いており、はっきりと区分できるわけではなさそうです。
折り重なる鱗。
こちらにはポジ側と思われる黒い鱗が多数確認されます。
写真右下が尾部、右上が頭部だと思われます。写真右上に、カマスの仲間と思われる頭部のネガ部分が確認されます。流線型の母体を左側でぐるりと折り曲げていることが分かります。
こちら単なるネガ側の型ではなく、表面に鱗の一部が張り付いているように見えます。
100円玉との比較。左右28cm弱、重量は2kg弱あります。魚体を折り曲げているため、主の体長ははっきりとは分かりませんが、少なくとも、50cm以上はあったと推測できます。
価格:
商品ID:ot1101
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:母岩含め全体 27.8cm×13.7cm×厚6.7cm 1985g
商品説明:魚体をぐるりと折り曲げた白亜紀の魚化石。ブラジル産。平置き展示で安定します。
この商品は売却済みです。
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