紅玉髄の美品です。中に見える血管のようなテクスチュアが神秘的です。
紅玉髄は、古来より宝石として大変珍重されてきました。単に赤色を示すだけでも貴重ですが、中央の血管のような独特のテクスチュアが、他のどの鉱物とも異なる味わいを醸し出しています。
外縁部は光を通すため、光沢とともに非常に美しく輝きます。
深く濃い赤は、酸化鉄が凝集している部分で、他は濃度が薄い部分です。鉱物学の知識がまだ未発達だった頃、これを血液として捉えたのも不思議ではありません。
紅玉髄は本来は石英のため、酸化鉄が侵入する前は無色透明でした。
さまざまな濃淡を示す赤が、実に美しい標本です。
全体が赤く染まる紅玉髄の存在感は数ある鉱物のなかでも圧倒的。
血液の卵といった趣。
100円玉との比較。卵型のフォルムも愛らしい。インテリアとして仕上げられた見事な紅玉髄です。
価格:
商品ID:ot1093
時代:Unknown
産地:Madagascar
サイズ:7.7cm×4.8cm×2.5cm
商品説明:古代より宝石として重宝されてきた紅玉髄(カーネリアン)の磨き標本
この商品は売却済みです。
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