産状そのままに保存されたブラジル産のアメシストです。
この標本の面白さは、メノウの中空にアメシストが成長している点です。
素晴らしいアメシスト(紫水晶)です。
紫水晶の名前からも分かるように、主に石英から成っています。マグマが冷え固まってできた岩石の間を石英などの珪酸塩鉱物を含む水溶液が何度も出入りし、徐々に固定化していったものが、アメシストです。
単に空洞になる場合がほとんどですが、このように結晶成長が見られるケースがあります。メノウ+美しい貴石の合体標本といったところです。一見奇異に見えますが、鉱物生成のメカニズムを考えますと、ごくごく自然と言えるかもしれません。
産状をそのまま楽しむことができる、という点でも味わい深い標本です。
実に美しい紫です。ここまではっきりと紫を呈するのは、アメシストの特権といったところでしょうか。
マグマが固まった岩の表皮も楽しめます。
表皮、メノウ、アメシストの3つの要素を同時に楽しめます。
人工的なカットがなされていますので、展示はもちろんのこと、何らかの重しにもご利用していただけます。合わせて3kgのヘビー級の標本です。
価格:
商品ID:ot1080
時代:Unknown
産地:Brazil
サイズ:21.8cm×7cm×厚13.3cm 3005g
商品説明:
この商品は売却済みです。
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