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南米コロンビア産!虫を豊富に内包したコーパル(Copal)/新生代(6600万年前 -- 現在) 化石セブンスマホ専用サイト


南米コロンビア産のコーパル化石をご紹介します。数多くの植物片や虫、古代の泡が内包されています。


光を通すとご覧の通り。早速現れました、ユニークなシルエットで多くの虫たちが閉じ込められています。コーパルは、一般に、琥珀になる前の若い樹液化石のことをさします。


こちらはおよそ50万年間のコーパル化石です。ということは、中にいる虫たちは、それほど昔に生きた生物ということになります。内包される有機物によって、当時の森の一端が垣間見えることから、琥珀やコーパルは「タイムカプセル化石」としても親しまれています。


黒く細長く見えるのは植物片でしょうか。そのまわりに虫たちがさまざまな恰好で閉じ込められていますね。



本標本は3.5センチ×2.5センチの大きめ標本です。ルーペで覗いても見応え十分です。



アップで。光にかざしてご覧ください。虫たちがより鮮明に浮かび上がります。こちらは脚の長い虫です。


琥珀とコーパルの違いは具体的には何でしょうか?それは樹脂の揮発性物質が関係しています。樹脂は、樹を守るために樹の外側に染みて流れ出ると硬くなります。この樹脂中には、油やアルコール、酸、においを生み出す成分などが含まれています。これらの液体は揮発性で、時間とともに樹脂から抜け出るのですが、揮発成分が完全になくなり、変化が起こらなくなった状態を琥珀とよび、それより前の状態をコーパルとよびます。


熱した針金をコーパルにゆっくり当てると、煙がでてきます。そのにおいを嗅ぐと、琥珀とコーパルでは少し異なります。琥珀のときより、コーパルは少し甘酸っぱい匂いがします。


揮発成分の変化があるとはいえ、琥珀やコーパルは外部からの刺激が遮断されていますから、虫たちが死に絶えた時点とそれほど変わらない状態が維持されて現代に現れたと言えます。他の化石とくらべても、当時の状態が現代で見られるという点が琥珀やコーパルの魅力的な点で、保存状態は抜群といえます。もっとも、高温に長い間晒し続けると傷みがでることがありますので、直射日光は厳禁です。


当時の虫たちのドラマが垣間見えます。


琥珀ファンなら所有しておきたい、南米コロンビア産標本です。

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価格

商品ID:ot1075

時代:新生代(6600万年前 -- 現在)

産地:Columbia

サイズ:3.5cm×2.5cm

商品説明:南米コロンビア産!虫を豊富に内包したコーパル(Copal)

この商品は売却済みです。

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