白亜紀の食物連鎖の頂点に位置していたモササウルス。モササウルスと一口にいっても、種類は多岐にわたります。今回の標本は、ハイノサウルスの歯化石です。
ハノイサウルスは、モササウルスのなかでも最も大きい種類の一つです。体長は10メートルを超え、体重も20トン近くに及んだとされます。当時の海の最強にして、最大の捕食者の一つであったことは間違いありません。
手の平に伝わる重量感。ロングカーブ計測6.1cm、周長8.8cmと圧巻のサイズ!
何と言っても、この保存状態。パーフェクトと言って差し支えありません。
鋭く曲がる美しいフォルム。
”返し”と言ってよいほど、急激に曲がっています。一度喰い付かれたら、逃げ切ることは困難だったことでしょう。
ほぼ真円に近い、分厚いルート部分。
周長にして9cm近い、巨大歯と言って良い厚みです。
非常に美しいエナメル質です。
プラテカルパスとは明らかに異なるサイズとカーブ。プログナソドンともまた違います。モササウルスの多様性は歯化石にも及んでいるようです。
凹凸があります。あまり見られない特徴です。
槍先のような美しいトップチップ
この凹凸が面白い。プログナソドンなどには見られない特徴です。セレーションのような痕跡も見受けられます。
思いのほか複雑なフォルムをしています。ティラノサウルス・レックスの前上顎骨歯と似た形をしています。
こちらセレーションに似た構造を持っています。はっきりとした粒状ではないものの、切り裂くための進化したことは明らかです。
100円玉と比較すると、その大きさが際立ちます。サイズはもちろんのこと、類稀なる保存状態にもご注目下さい。
価格:
商品ID:ot1064
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測6.1cm 周長8.8cm
商品説明:類稀なる保存状態!ティロサウルス科ハイノサウルスの歯化石
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