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ジュラ紀の王様。歩くと地震が起きた?史上最長の恐竜セイスモサウルスの巨大な尾椎化石/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


歩くと地震が起こったとされる、あの史上最長の恐竜セイスモサウルスの尾椎(尻尾)の化石です。


セイスモサウルスはアルゼンチノサウルスと並び史上最長の恐竜の一つです。推定体長33メートル、体重40トンという、とてつもないサイズを誇ります。


1979年にニューメキシコ大学の古生物学者デビット・ギレット博士によって命名された、セイスモサウルスの名の意味は「地震トカゲ」。歩くと地震が起きた、とされるほどの巨体が名前の由来となっています。


数十ある尾椎のたった一つ、であるにも関わらず、この大きさ。恐竜のなかでもかなり大きな部類の鳥盤類の尾椎と比較しても、その大きさは圧倒的です。写真横幅23.5cm、3820gというド迫力のサイズは、地震トカゲの名に相応しい。


発掘して時のまま手を加えられない、自然な味わい。


それでいて、尾椎化石のフォルムを完全に残しています。図鑑と比較してみてくださいね。


セイスモサウルスは、2004年にディプロドクスの一種(D. hallorum)として再分類されましたが、現在でも、セイスモサウルスを別属と主張する人もいます。この手の論争は、恐竜の分類では頻繁に起こります。同じ竜脚類では、アパトサウルスとブロントサウルスの論争はご存じの方も多いはず。


竜脚類の化石は非常に希少です。現世であればゾウのような存在だったことでしょう。そのテリトリーにいた最強の獣脚類であっても、成体の竜脚類に手出しはできなかったことでしょう。尾椎1本で、これほどの大きさであればそれも納得です。尾をむちのようにしならせ空を切ると、音を切るシーンが映画などが描かれますが、間違って当たれば、場合によっては即死だったかもしれません。


尾椎は、同様の形態をした骨同士が結びついて長い尾を形成します。それぞれの接点は、一般的な骨の組織とは異なり、小さな孔が多数空いた構造になっています。恐竜の爪化石でよく見られる構造です。写真左下。


御覧ください!この保存状態。全体のフォルムがしっかりと残されています。


厚みだけで8.2cm。肉付けすると、アナコンダのような太さだったに違いありません。


竜脚類の化石は希少と申しましたが、その中でも、カマラサウルスは希に見かけることがあります。セイスモサウルス(ディプロドクス・ハロルム)は滅多に見かけません。弊社でも長く恐竜化石を扱っていますが、はじめての標本です。


ティラノサウルスを白亜紀の大スターだとすれば、セイスモサウルス、ディプロドクス、カマラサウルスなどの竜脚類恐竜は、ジュラ紀の大スターではないでしょうか。


こうした複雑な構造も残されています。


100円玉との比較です。これが尾骨だというのですから、ある意味、衝撃写真です。この1枚がいかにセイスモサウルス(ディプロドクス・ハロルム)が巨大であったか、雄弁に物語っています。

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価格

商品ID:di960

時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)

産地:New Mexico, U.S.A.

サイズ:23.5cm×14.7cm×厚8.2cm  3820g

商品説明:ジュラ紀の王様。歩くと地震が起きた?史上最長の恐竜セイスモサウルスの巨大な尾椎化石

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