非常に希少なスピノサウルスの足爪の化石です。なんと、カーブ計測で13.3cm。でかい!
裏側(地面側)から撮影。足爪だけに、実に幅広いことが分かりますね。
ハンドクロウ(手爪)との外観での決定的な違いは厚みです。手爪は、比較的薄く、鋭くカーブしています。
一方、足爪は、写真のように厚く丸みを帯びています。
足の指との接合部。指側のソケットに沿うような形にしています。
根本から撮影。足爪らしい、野太さ。何トンという体重を支えるには、このくらいの厚みが必要なのでしょう。
ロングカーブ13.3cm。スピノサウルスの成体の足爪です。
美しい形。全体が残っています。
この溝は、恐竜の爪化石によく見られる特徴の一つです。包丁の血抜き溝と同様の構造で、獲物から抜きやすくするために発達したと考えられます。フットクロウの場合は、獲物をとらえるためだけではなく、ぬかるんだ地面を断続的に捉えるために、爪を抜きやすくしているのかもしれません。
各所に、爪の化石によく観察される孔構造が見られます。
スピノサウルスに限らず、これまで扱った爪化石の中でも、トップクラスの分厚さ。
この形に惚れてください。成体の迫力ある爪化石です。
この爪で襲われたら・・・。ひとたまりもないでしょう。
爪化石の全体のフォルムは分かりやすいようで、つかみにくい形をしています。そこで様々な角度から、微妙に角度をずらしながら、撮影しました。じっくりご確認ください。
100円玉との比較。いかがだったでしょうか。スピノサウルスの一級の足爪の化石です。後肢の爪らしく、丸々とした厚みと、鋭くカーブした先端を併せ持っています。史上最大の肉食恐竜とされるスピノサウルスの名に恥じない、ド迫力の逸品です。
価格:
商品ID:di915
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:ロングカーブ計測13.3cm
商品説明:巨大!マニア垂涎の逸品!丸々と分厚いスピノサウルスの成体の爪化石
この商品は売却済みです。
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