これぞイリデッセンス大型標本のモデル的標本といえる、大型光るアンモナイトが登場しました。直径は12センチ、虹色の光線を放つビッグ標本です。
まず、一目見て形がいい標本といえます。こちらは約1億2000万年前のクレオニセラス種です。アンモナイトは白亜紀末に絶滅した頭足類で、その種類は1万種とも言われていますが、このように表面の殻が輝くものはごく一部に限られており希少標本として珍重されています。本標本は眩い輝きが殻の表面全体を包むマダガスカル産化石です。
表面が艶やかなのがお分かりいただけるでしょうか。こちらの標本は、自然物であるアンモナイトをまもるため、薄いコーティングがされています。いい状態をキープして長く鑑賞するために、コーティングは専門の職人によってなされています。これによって表面のアラゴナイト層を保ち、水分から守ります。ごく薄いので鑑賞に影響はなく、むしろ表面のなめらかさが増して手触りが良いですね。アンモナイトにとって、水分や油分は大敵ですのでこの点は十分ご注意ください。
1億年を超える時を経て現れたアンモナイトです。
圧縮のない抜群の丸形です。これほど大きいサイズであるのに、抜群に状態が良いのは驚くべきことです。うっとりする輝きを、後年まで保ちたいものですね。
手の平からはみ出します。重さは366グラムとド迫力。10センチを超えるあたりから相当な大きさを感じますが、本標本は12センチです。割合小さいアンモナイトでしたら全体が輝くものも見受けられますが、12センチという大きさでご覧のように強く輝く標本数は本当に少なく希少標本となります。
まさに手の平からはみ出ています。圧倒的な大きさです。
殻口部が広いですね。そして細長いこと!この先は住房部分があり、アンモナイトの軟体部が収まっていたところにあたります。軟体部分は化石化することが難しいので、こうして気室部分のみが化石化し、アンモナイト化石として認知されるのですね。この先にあった軟体部を想像するに、相当大きく成長した個体だったのでしょう。
厚みは2.9センチ。
鮮やかで明るいカラーに魅入ってしまいます。お気に入りの光る角度を見つけてみてください。たくさんあります。
照明光で撮影していますが、こちらをコレクションされる方は、ぜひ自然光の光のもとでご覧頂きたいです。輝き方がまた異なるのです。これは直にご覧いただいた方にのみ確認いただけるのですが、自然光による光の拡散によって、輝き方のバリエーションが生まれます。部屋の光とはまた違った輝きが豊かに広がります。
こちらは照明用の光です。アップでいくつか御覧ください。
広い断面。
つややかで濃い赤が出現します。
このあたり、個人的にとても気に入っています。虹色の橋が架かったよう。
いかがだったでしょうか。お手元に届きましたら、ぜひさまざまな光源のもとお楽しみください。イリデッセンスアンモナイトで、全面が光るタイプ、しかも七色をご希望の方にお選びいただきたい逸品です。
クレオニセラス大型イリデッセンス、モデル的標本のご紹介でした。
価格:
商品ID:an962
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径12cm 厚2.9cm 366g
商品説明:イリデッセンス大型標本のモデル的標本が登場!直径12センチのクレオニセラスアンモナイト(Cleoniceras)
なかなか市場に出回らない大型の直径12センチ、366グラムの迫力標本です。
両面が濃く、満遍なく輝く優秀モデル的標本。
この商品は売却済みです。
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