こちらはマダガスカル産の白亜紀の地層から発見された、遊色アンモナイトです。種類は、マダガスカルを代表するアンモナイトの一つ、クレオニセラスです。
遊色とは、物質表面に光があたると、干渉や反射によって特定の色が現れる現象です。これはアンモナイトの殻に限らず、さまざまな場所で観察されます。
アンモナイトの場合、殻の表層にある遊色層で遊色が発生しています。多くのアンモナイトでは、このような現象が見られないのは、堆積段階で遊色層が物理的に剥がれてしまったり、別の鉱物に変質してしまうためです。マダガスカルは世界的に見ても、遊色アンモナイトの宝庫と言える地域です。
見る角度によっては色や輝き方が変化します。遊色の典型的な特徴の一つです。
肋(ろく)にそって波打つように光のラインが現れます。
側面から撮影。一部は方解石に変化しています。
直径最大部が36ミリです。遊色アンモナイトを一度、自分の目で見てみたいという方には、ぜひこの標本をお試しください。遊色アンモナイトの世界へようこそ。
価格:
商品ID:an2412
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径3.6cm 厚1.1cm
商品説明:遊色アンモナイトの世界にようこそ!マダガスカル産の赤に光るクレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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