こちらは、なんと直径最大部17センチという、非常に大きなゴニアタイトの磨き標本です。10センチを超えれば大判と言えるゴニアタイトにおいて、面積比でその3倍、体積比で5倍近い大きさを誇る、本当に立派なゴニアタイトです。
ゴニアタイトは古生代に繁栄した頭足類の仲間です。頭足類とは文字通り、頭部から多数の足(腕)が生えている海棲生物のことで、ゴニアタイトのほか、アンモナイト、オウムガイ、現世においてはイカやタコなどが該当します。ゴニアタイトはそうした生物の祖先のような存在と言われています。
ゴニアタイトは、後の時代に出現したグループと比較すると、その構造は非常に単純です。ゴニアタイトが棲息していたデボン紀はまだ彼らの天敵が少なく、比較的のどかな環境で生息していたためか、骨格の構造は非常に原始的です。露出した模様(縫合線)でそれを推し量ることができます。ぜひ後世に登場するアンモナイトの縫合線と見比べてみてください。
こちらは裏面です。平置きできるようフラットにカットされています。
側面から撮影。最も厚いところを計測すると3センチもあります。
渦の中央(へそ)まで保存された美しい個体です。
直径最大部17センチという、規格外のサイズを誇る、ゴニアタイトの化石です。
価格:
商品ID:an2390
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:直径17cm 厚3cm
商品説明:恐るべきサイズ!直径最大部17センチという、規格外の大きさを誇る、ゴニアタイト(Goniatite)の化石
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