アンモナイトの殻を中央でカットした標本です。観賞用にスライスカットされた面が美しい。
このタイプの標本は、コレクターに人気が高いだけでなく、教育用としても需要があります。アンモナイトの殻は中央から外に少しずつ成長し、小部屋を増やしていきます。その過程を余すことなく観察できます。
まるでアンモナイトのなかにアンモナイトがあるようですね。この中央点からアンモナイトの殻は成長を始めます。各所に波線がありますが、これは小部屋を仕切る隔壁(かくへき)と呼ばれるものです。
アンモナイトは内部構造は大きな建物の中に多数の部屋があるマンションのような構造をしています。詳しくはコラム「アンモナイトの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
美しい薄茶色。
黒い管は連室細管です。スライス標本では、まれにこの連室細管を観察することができます。連室細管の役割については、コラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。
裏面はアンモナイトの本来の殻を楽しむことができます。
もとは同じアンモナイトの殻なので、完全な対称形です。
この微細な渦の中央点から、このアンモナイトの成長が始まりました。
アンモナイトの中にアンモナイトがあるようですね。
100円玉との比較。直径最大部10.5cmのグッドサイズ。
価格:
商品ID:an1217
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径10.5cm 303g
商品説明:ライトブラウン。典型的な美麗なアンモナイトスライスカットペア標本。
この商品は売却済みです。
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