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にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


二本木コレクション。国産のアンモナイト「テトラゴニテス」です。この標本は、この角度から見ているだけでは、標本の価値が十分伝わらないのです。


最初の写真の裏側に存在する別のアンモナイトの写真がこちら。いったい、何がどうなっているのか、想像できるでしょうか?


何やら双つの頂部が向かい合っていますね。


写真左側のアンモナイトの横に、先程の不思議な構造があります。これは、非常に珍しいアンモナイトの”ネガ”化石なのです。アンモナイトが死ぬと、軟体部から発生するアンモニアと周辺環境のカルシウムが結びついて、ノジュールを形成します。その後、ノジュールの一部が割れ、アンモナイトの殻の部分が何らかの原因で流出してしまった結果、ノジュールだけが残された、というわけなのです。アンモナイトの殻の外に粘土をどんどん足していって丸くしたのち、その一部に穴が空き、中からアンモナイトの本来の殻が流れ出たというと分かりやすいでしょうか。滅多に見ることができない希少な産状です。


こちらから見ると、テトラゴニテスですが、その裏には・・・。


何とも不思議なネガ化石があるのです。あの2つの頂部はヘソを型どったものなのです。※アンモナイトの中心の渦のことをヘソと言います。


この角度から見ると、たしかにノジュールらしい風体ですね。ノジュールとは、有機物を含む丸い石のことで、ハンマーでたたくと、パカっと割れます(中に化石を含んでいる場合が多い)。


ノジュールは、このように丸く成ることが多い。





まるで洞窟のように開いた穴。ノジュールがこのように割れることは珍しいです。ましてアンモナイトのネガ化石は珍しいですね。






巻き貝の化石と見間違えてもおかしくないですね。まじまじと見ると、アンモナイトのヘソを型どったものであることが分かってきます。


100円玉との比較。非常に珍しい産状を示した二本木コレクションです。これぞマニア向け標本。

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価格:¥16,000

商品ID:an1165

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:北海道 日本

サイズ:8.2cm×6.8cm×6.2cm

商品説明:北海道 羽幌 逆川にて採集。縫合線も確認できるテトラゴニテスアンモナイト。更に住房の中、及び何かの原因で、化石が消失した状態の空洞が観察できる珍しい標本。

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