黄鉄鉱化アンモナイトの代表的な産地であるロシア。そのロシア産のなかでも、特に面白いカットが施された逸品です。
片面が1/2だけ除去され、黄鉄鉱に置換された内部構造がまるわかり。金属質の光沢を放ちます。
それでいて、中央の殻はイリデッセンス(iridescence)を残しており、美しく輝きます。
黄鉄鉱化とイリデッセンス(iridescence)。本来同時に楽しむが事が難しい2つの利点を一度に味わえる、実に面白い標本です。
黄鉄鉱の光沢は独特で、他の金属とは一味違います。深みのある渋い光沢で、銅に似た味わいがあります。
光を真正面から受けると、金色を渋くしたような独特の色合いを楽しめます。
イリデッセンス(iridescence)を有する層を残した中央の殻には、グリーンやレッドの干渉色が現れます。
この殻の残存部も黄鉄鉱によって置換されていますので、干渉色も金属光沢を帯びています。
一部にはブルーも確認できます。イリデッセンス(iridescence)のクオリティも上等です。
アンモナイトの内部の房(部屋)もしっかりと確認できます。
反対側。黄鉄鉱によって覆われています。
もはや、アンモナイトのシルエットと化しています。
アンモナイトコレクターならば、こういった個性的な標本も所有したいところ。
難しいところが分からなくても、純粋に美しい標本です。
100円玉との比較。直径最大部6.5cm。立派なサイズ。美しい干渉色と黄鉄鉱の光沢を同時に楽しめる個性的な標本です。
価格:
商品ID:an1136
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Russia
サイズ:直径6.5cm
商品説明:美しい干渉色と黄鉄鉱による金属光沢を同時に楽しむことができる、ロシア産アンモナイト「クエンステッドトセラス」
この商品は売却済みです。
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