シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石 化石 販売

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シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石/古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)【ot1152】

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石/古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)【ot1152】

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シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その1)

古生代石炭紀に大発展をとげた(木生)シダ植物も、古生代最期のピリオドのペルム紀に入ると、徐々に変化し始めます。ネクストジェネレーションである裸子植物の特徴を備え始めた植物が現れ始めます。それが、このペコプテリスです。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その2)

プテリスと種名の最後に付くのは、たいていはシダの仲間です(プテリスは”羽”の意で、シダ類の葉の形が羽に似ているため)。ペコプテリスも、その例にもれず、プテリスが付いています。ご覧のように、羽のフォルムに似た葉の形をしていることがわかります。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その3)

ただ、これまでのシダ植物と決定的に異なるのが、葉に種子の痕跡が見つかっていることです。まさにシダ植物から種子植物(裸子植物)へと変化をしている最中の植物と言えます。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その4)

保存状態は抜群です。丸い葉先の形も見て取れます。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その5)

いかにもシダ植物といったフォルムをよく見ることができます。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その6)

左右15cm強。かなりのサイズ。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その7)

実は立体的で浮き出ています。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その8)

裏面。

シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石(その9)

種子を持つことで、受精に水分が要らなくなりました。これにより、種子を持つ植物は湿地帯でなくとも成長することが可能になりました。中生代に入ると、これまで植生が少なかった陸地でも大発展をとげ、現世に近い植生に大きく近づいていきました。その進化の過程を示しているのが、このペコプテリスなのです。

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商品スペック

商品ID ot1152
年代 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)
学名 シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石
産地 Rhineland-Palatinate,Germany
サイズ 母岩含め全体 幅15.5cm×奥行8cm×厚4.9cm
商品解説 シダと種子植物の中間的存在、種を持ったシダ植物、ペコプテリス(Pecopteris sp.)の葉化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

10分で分かる植物の進化とは?

植物とは、光合成を行い、成長し、維持する栄養を生成する生物のことです。

現在もっとも進化しているとされる植物は被子植物(日本人が大好きな桜など)ですが、もとは、先カンブリア時代に誕生した藻類(そうるい)に遡ります。

その歴史を簡単に振り返ってみましょう。

植物の進化の歴史

植物の歴史は動物の歴史よりもはるかに長くさらに遡ります。

先カンブリア時代(約20億年前)には、すでに水中に藻類(そうるい)が出現していました。

古代より絶えることなく生きている生物種のことを、「生きた化石」などといいます(シーラカンス、ウミユリなど)が、植物は生きた化石の宝庫といえます。恐竜が地球に誕生するはるか前から、絶えることなく、地球上に生息し続けています。

最初の植物、藻類。(先カンブリア時代)

藻類は、水中で生活します。茎、根、葉っぱの区別はありません。体全体で栄養素を吸収して生息しています。先カンブリア時代から出現し、現世まで絶えることなく、生息しています。

藻類

地上で生活を始めたコケ類。(古生代オルドビス紀)

古生代オルドビス紀に入ると、コケ類が出現します。コケ類は、これまでの水中生活(藻類)から、陸上へと生活の場を広げました。とはいっても、湿った場所にしか生息できません。

コケ類

大繁栄を遂げたシダ類。石炭の原料となった。(古生代石炭紀)

古生代石炭紀に入ると、シダ類が大繁栄します。はじめて、根、茎、葉っぱに分化した組織を持ち、栄養分を根から効率的に取り込むために、維管束(いかんそく)を持っていました。効率的に栄養素を取り込めるようになり、水の近くからやや離れても生息できるようになり、大繁栄を遂げました。大量に生息したシダ類は、石炭となり、人類の産業革命のきっかけとなったことは周知の事実です。コラム:シダ類と産業革命も合わせてお読みください。

シダ類

種を持った初めての植物、裸子植物が誕生。(古生代ペルム紀)

恐竜の時代、古生代ペルム紀に入ると、種(たね)をもった植物が誕生します。裸子植物です(藻類、コケ類、シダ類は、胞子によって繁殖します)。硬い表皮で覆われた種が動物や自然環境によって遠方に運搬され、容易に勢力範囲を伸ばすことができるようになりました。

マツ

現在最も進化した植物、被子植物が誕生。(中生代ジュラ紀)

恐竜の時代、中生代ジュラ紀に入ると被子植物が誕生します。被子植物とは、胚珠(はいしゅ)が子房で覆われている植物のことです。子房は最終的に果実へと成長するため、容易に動物等に捕食され、その結果、種子を効率的に遠方に運搬できるようになりました。

桜

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