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レア、スピノサウルス前上顎骨歯。反り上がりまくる！最大肉食恐竜スピノサウルスの歯（Spinosaurus aegyptiacus）/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【di459】
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レア、スピノサウルス前上顎骨歯。反り上がりまくる！最大肉食恐竜スピノサウルスの歯（Spinosaurus aegyptiacus）/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【di459】
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この反り上がったカーブをご覧くださいっ！最大肉食恐竜の名で有名なスピノサウルスの美しい歯化石です。
スピノサウルスはおよそ9800万年前の中生代白亜紀前期にモロッコやエジプトのアフリカ大陸に生息した背中に舟の帆のようなトゲのある肉食恐竜です。彼らが有したのは、このような鋭く円錐の形をした歯です。
歯根部分を含めて7.6cmは平均的なサイズですが、本標本は何といっても反り具合が凄いんです。グイーンと伸びやかにカーブしている様に見とれてしまいます。
そして、個人的には、歯冠（しかん）部分もさることながら、この歯根（しこん）部分がおすすめです。カルサイト化が進み、キラリっと、ときどき光るんです。ナチュラル！写真では伝えきれないのが残念です。
ふちにギザギザがないって？そうなんです。スピノサウルスはティラノサウルス類の歯のように、ふちにギザギザのナイフ（セレーション）をもっていません。なぜか？それはスピノサウルスが主に魚類を食べていたことによります。
みなさん魚を素手で捕まえようと思ってもつるつる滑りやすいですよね。スピノサウルスの歯も同じです。
すべりやすい魚を捕らえやすくするため、スピノサウルスには「一突きで刺す」「捕まえたら離さない」ということに特化した歯が必要でした。結果、歯の形は円錐状、表面には縦にみぞがいくつもできました。これで、すべりやすい魚も何のそのです！
ここです。みぞがいくつも入っているのがよく分かります。
この歯でどれだけの獲物を突き刺してきたのでしょう・・・。反り具合が半端ではありません！
獲物を仕留める音が聞こえてきそうです・・・。ちょっと背筋が寒くなりました。。。
歯の形は恐竜の種類によって様々ですね。これほど伸びやかに反った歯は珍しい上に、本標本はスピノサウルスの特徴を網羅しているといった点で文句なしの標本でしょう。
商品スペック
| 商品ID | di459 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前） |
| 学名 | レア、スピノサウルス前上顎骨歯。反り上がりまくる！最大肉食恐竜スピノサウルスの歯（Spinosaurus aegyptiacus） |
| 産地 | Morocco |
| サイズ | 7.6cm（ロングカーブ） |
| 商品解説 | 最大サイズでは17m、18mもあったといわれる肉食恐竜、スピノサウルスの歯化石です。 本標本は、伸びやかな反りが特徴の歯です。 非常にナチュラルな歯冠（しかん）部分と歯根（しこん）部分が鑑賞できます。 通常、スピノサウルスは、ほぼまっすぐに伸びますが、この標本に限っては、大きく曲がっています。一見すると、北アフリカ産のエラスモサウルスの歯のようにも見えますが、これはれっきとしたスピノサウルスの歯です。それも、レア中のレアでありますスピノサウルスの前上顎骨歯です。 魚類を突き刺して食していたと言われるスピノサウルス。 ティラノサウルスの歯のように縁にギザギザ（セレーション）はありませんが、スピノサウルスの円すい形の歯は、表面にみぞが刻まれています。 これは、ワニの歯にそっくりです。 突き刺した歯が獲物を捕らえやすくするため、表面のみぞを利用して、すべりやすい魚をさして捕まえていましたのです。 本標本では、この溝がよく鑑賞できます。 標準的なサイズ、そしてスピノサウルスの特徴がわかる、お手本のような標本です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
子供のクリスマスプレゼントに購入しました。12月22日0時過ぎギリギリのタイミングでしたが迅速な出荷をしていただき間に合いました。ありがとうございます。他のサイト等とも比較して購入しましたが、非常に程度が良く恐竜をリアルに感じさせてくれる歯の化石でした。子供も大変喜んでくれました。さらに恐竜への興味が深まりそうです。
静岡県／男性
スピノサウルスとは？
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク３でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の１７ｍ（ティラノサウルスは１３ｍ）。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる（うちわのような構造）。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー（死肉食者）とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.orgティラノサウルスとスピノサウルス、いったいどっちが強いのか？
