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1/4円形サイズ!実は青と緑にも光る赤色アンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al050】
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1/4円形サイズ!実は青と緑にも光る赤色アンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al050】
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赤と緑の発色が美しい、贈り物にも最適なアンモライト片です。
本標本は「これぞ、アンモライト」というべき要素がつまっています。
というのは、アンモライト片によくみられる赤色、緑色、黄緑色、黄色、青など、多彩な色が本標本で一度に表れる点です。
はじめてアンモライトを手にする方、またはプレゼントにと考えていらっしゃる方にも、これぞアンモライトだっ!と胸をはってご紹介するに差し支えありません。色の出方、クオリティ、大きさにおいて「アンモライト代表選手」といえる標本です。
私?個人的にはこの写真の配色(右側にみえる七色のグラデーション)がとても好きです。これは、光の当て方によってあらわれたり消えたりするのですが、一番きれいに虹色が光る瞬間を見つける喜びがあります。自然光が一番出やすいです。
全体を彩る赤色に対して、ふちに添える緑の彩りが美しい。
緑と一言でいいきれない色が混じっています。エメラルド、翡翠、鮮青色と、微妙な配色が目を和めてくれます。
下の写真とよく見比べてみてください。同じアンモライトです。こちらは全体が鮮やかな赤色です。
どうでしょう。角度をほんの少し変えただけで七変化しました。蛍の光のようなまぶしいイエローグリーンです。
もうすこしアップで。中央左よりには、青色も顔をのぞかせています。青色は特に出にくい稀な色で、市場ではこの色がでるアンモライトは非常に高値で取り引きされています。
もう一度、少しずつ角度を変えて撮ってみました。下の写真と比較ください。
先ほどの赤色から黄色に変化しています。
緑色へと変容しています。美しいですね。
重さは345gと手の平に丁度おさまるコンパクトサイズです。写真のように標本を立てて置くと赤色が、平置きにすると緑色がよく鑑賞できますので、気分に合わせてお楽しみ下さい。
商品スペック
商品ID | al050 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 1/4円形サイズ!実は青と緑にも光る赤色アンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 幅8cm / 高さ7cm / 厚み3.5cm / 345g |
商品解説 | 本標本の良いところはその安定感にあります。厚みが均一に3.5cmとあるので、飾るときにどの面も安定しやすいです。 またどの角度から見ても全面が光るので常に発色を楽しむことができます。 標本を平置きすると、真っ青なコバルトブルーが現れます。(写真では出していませんが…。)ぜひお手元でご確認ください! |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。